製薬会社と医師 | 生活習慣病の予防

製薬会社と医師

東大出身の医師、上昌広先生の記事が興味深い。

http://www.fsight.jp/articles/-/43947

 

『2016年度に製薬企業から謝礼金などの形で医師に渡った金は、総額266億円。受け取っていた医師は実に約10万人と、日本の医師全体の約3分の1に上った。

 一部の医師は巨額の支払いを受けていた。年間に100万円以上の支払を受けていたのが約4700人。このうち96人は年間1000万円以上、6人は年間2000万円以上だった。』

とのこと。

 

「巨額な」支払いを受けている国立大学教授たちの給料は、びっくりするほど安い。それは記事の中では触れられていない。なんだか安月給で献身的に働く中央官庁の公務員の天下り問題を思い出す。総合的に問題を評価する必要があるのでは、と私は感じる。上先生の論じ方は極めて正論であることは間違いないのだが。