結核とコロナ | 生活習慣病の予防

結核とコロナ

厚生労働省のホームページを見ると、結核は今でも年間10,000人以上が感染し、約2000人が命を落としているという。

しかし、医療関係者は別として、普通は結核の存在が意識されることは無い。

 

新型コロナウイルスは撲滅が難しく、ワクチンの定期接種は今後必要ではないか、ということが議論されるようになった。

米国ではワクチン摂取率が50%を超えたころから伸び悩んでいる。米国でコロナ感染が終息しなければ、日本にも場合によっては変異株が再輸入されると考えざるをえない。

 

変異株の脅威は減弱していくだろう。ワクチンを接種していれば変異株に対してもある程度の抵抗力があるため、今後はワクチン接種が進むほど、流行規模も重症化数も今までよりは小さくなることが予想される。来る冬期の流行状況が試金石となる。ワクチン否定派には試練の冬だ。

 

コロナを結核なみに意識しなくても良くなるのは、感染状況がどの程度になったらなのだろうか。

結核による死亡数は1日5-6人、結核の感染者数は1日30人程度。これが一つの目安になりうるだろうか。身も蓋もない話だが、ウィズ コロナってそういう事かな。